バナナの育て方
How to grow bananas
生育温度
バナナの栽培には20~30℃くらいが適しています。15℃以上で管理すれば元気です。これはあくまでも理想の気温です。観葉植物同様の管理で大丈夫です。
最低でも5℃は必要ですので、冬は部屋の窓側に置けば大丈夫です。品種によって温度が変わりますが5℃をきらなければ大丈夫です。沖縄などのバナナは寒さに弱いので注意。三尺バナナ・島バナナなど。
野外での栽培の場合、葉を切りワラなどでバナナを覆い冬越しをしてください。品種によっては野外での冬越しができない事もあります(三尺バナナ、島バナナ、宮崎バナナなど)。海外の野生のバナナは比較的強いです。
食用バナナではアイスクリームバナナ・デュスレバナナ・サババナナ・アップルバナナなど耐寒性のバナナは寒さに強いです。他の品種との差はかなり違います。
水やり
土が乾いたらたっぷりと水を与えてください。
初夏から初秋は成長が旺盛で、水をぐんぐん吸い上げます。
夏場は一日に1回は水やりが必要です。夏の水不足は成長を大きく妨げますので注意しましょう。越冬中で成長がゆっくりになった場合はみずやりは控えめにしてください。熱帯系の植物は基本的に土が乾いたら水を与えるやり方が一番良い。
日光
バナナは光と水と温度が大好きな植物です。明るい場所を好む植物ですので、窓側か外に置いてあげましょう。日に当たり葉が閉じてしまう場合がありますが問題はありません。どんどん日に当ててください。日光がないと病気にかかりやすく枯れてしまうので注意。日光が少ないと成長もおそくなります。
野外にバナナを植えつけるときは半日だけでも日光が当てれば十分。
ただ日光が当たる時間が長ければ長いほどよい。
植え替え
根鉢を崩さずに、一回り大きな鉢に植え替えます。
品種によりきりですがバナナの実をつける場合は最低でも20Lの大きさの鉢が理想。小型品種なら10号鉢で収穫までいけます。
根詰まりをしてたらほぐして植え替えてください。
スーパーミニバナナは10号鉢で開花までいけます。
根腐りをおこしている場合は腐っている部分を切り取ってから植替えをしてください。オシャレな陶器などに植え替えすれば南国気分。
株分け
バナナは実がなり収穫するとその木は枯れてしまうので、吸い芽を株分けして増やします。ある程度吸い芽が大きくなってから株分けしてください。苗が小さいうちに株分けをした場合枯れることが多くあります。実が収穫したら茎を根元から切り除いて処分してください。
バナナに種が含まれている品種は種からでも栽培できます。(野生のバナナ)
詳しくはこちらで分かりやすくご説明しています。
植木鉢
大きな植木鉢ほど大きく育ちます。苗のときは5Lくらいから、順次大きな鉢に植え替えていきましょう。オシャレな陶器に植え替えるとインパクトがありアジアン風のインテリアに変身します。オフィスに置けば誰もが注目するでしょう。
肥料
バナナの生長には窒素(N)とカリウム(K)が特に重要です。
カリウム・窒素が多く含まれている肥料を与えてください。
初夏から初秋にかけて1ヶ月に1回施すのがいいと思います。
肥料をあげなくても育ちますが実に甘みがなかったり、成長スピードが遅れ寒さに弱くなる場合があります。液体肥料より固形の肥料をオススメします。
※詳しくは購入されたときに栽培説明書を同封していますのでより詳しく記載されています